[受験] 高校受験合格法/受かりたいならこれをやること!
1. 準備するもの。
・志望校の過去問5年分
・5教科の教科書
・5教科の学校ワーク
・赤と青のマーカー
これだけ。
志望校の偏差値が高かろうが低かろうが関係ないです。
必要なものはこれだけ。
"Simple" is "best".
成績を上げる、志望校に合格する、という観点からしたら、これで十分です。無駄な勉強をしないため、意味不明に存在する教材は処分してください。無駄な教材は存在するだけで頭を混乱させますので、害悪にすらなりえます。
教科書と学校ワーク(1年生~3年生)を捨ててしまって手もとにない人は、学校の先生からもらってくださいね。
過去問は本屋でもアマゾンでもメルカリでも良いです。直近のものを購入してください。赤と青のマーカーはどこで買っても良いです。
これで準備万端。
"Simple" is "best".
2. では、これらを使ってどのように効率的に勉強を進めるか。その方法を教えます。合格への最短ルートです。
ゴールは君の志望校合格。
ここが到達点。
高校受験レベルに頭の良い悪いは全く関係ありません。
君に必要なのは、どんな教材を使い、それをどのように使うのかという勉強のやり方を知ること。
どうやったら合格できるか。それは次のように勉強することです。
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このラインより上のエリアが無料で表示されます。
本番で入試問題を解くことが出来ること。
そのためには、本番までに入試の過去問がスラスラ解けるようになること。過去問こそが、君の志望校が君に投げかけるメッセージなんだ。
「君がもしこの高校に来たいのなら、この問題を解けるようになってね」
というメッセージ。
だから過去問は何度も何度も挑戦して、解けるようにならなければならないんだ。
スラスラ解けるようになれば本番の入試問題も解けるから。
なぜなら、過去問を数年分見たら分かると思うけど、毎年同じ形式で似たような問題しか出題されないから。特に私立。
志望校合格のための手段として過去問があるんだ。
そして過去問(入試問題)って、教科書をベースに作られているんだ。
つまり入試を作成する人は必ず手もとに教科書を置いているんだ。
だから君が普段から勉強するときは必ず教科書を手もとに置いておかなければならない。絶対に。1年生から3年生までの教科書。
合格の手段として最強の教材は教科書。
(ちなみに君たちの学校の勉強って、学校ワークが中心となっていると思うけど、学校ワークって教科書を理解するための最強の教材だから、過去問同様に力を入れる価値あり!入試は学校ワークからも出題されます)
参考書を持っている人へ、参考書はあくまでも教科書を理解するための補助道具。
教科書がメインです。
何が目的で何が手段なのかを明らかにすること。
入試過去問と教科書を何度も行ったり来たりすることで爆速で成績は上がり、志望校に合格できる。
入試問題を見れば教科書の大切さが分かるでしょう。
なぜなら入試問題は教科書を見ながら作成されるから。
教科書そのまんまということもあれば、ちょっと変化させることもあります。
入試問題を解けば、教科書に書いてあることの意味が理解できるでしょう。今まではぼんやり読んでいたのに、「あっそういうことか!」という経験を何度もするはずです。
この経験が爆発的な力となります。爆速で成績が上がります。
教科書をきっちり理解する補助として学校ワークを利用できます。
例えば、教科書の化学反応について読んだら、すぐに学校ワークの化学反応の問題を解いてください。問題を間違ったら、また教科書の化学反応のところを読んでください。この繰り返しで理解は深まります。
先ほども言いましたが、入試は学校ワークからも出題されるます。
入試問題の大切さは分かったと思うけど、いきなり入試問題は解けないでしょう。全然分からなくて落ち込むでしょう。
当然です。
ここではまだ解くことが目的じゃないんだ。
あくまでもどんな問題が出題されているのかを自分で問題を読んで体感することなんだ。
だから教科書と入試問題の解説を見ながら解いてみるんだ。
理科の入試過去問で化学式が出題されているのなら、理科の教科書の化学式の分野を読みながら解いてみるんだ。
そうすれば教科書の知識が入試問題ではどのような形になって出題されるかが分かる。逆に、教科書以外の知識は不要であることも気が付くはずです。
入試過去問と教科書と学校ワークを行ったり来たりだね。
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このように入試問題と教科書を行ったり来たりすることを数多くこなせばこなすほど成績は爆上がりするんだ。
成績を上げるってたくさんの問題集や塾に行くことじゃないんだ。
この入試過去問と教科書と学校ワークという限られた教材を何回繰り返して確実に頭に入れることができたかが勝負なんだよ。
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そこで君は言うよね。「入試過去問と教科書と学校ワーク以外から出題されたらどうするの?」
要するに知らない問題が出題された場合だね。
まず、前提として入試過去問と教科書と学校ワークをしっかりマスターするだけで入試問題の8割は、知っている問題つまり見たことがある問題になるからスラスラ解ける。頭を使わずに、問題を見ただけで瞬殺で解けるようになります。
つまりこれだけで上位校に合格できる。要するに知らない問題を解かなくても合格できるんだ。
とはいえ、のこり2割の知らない問題にどのように対処するか知りたいよね。
知らない問題は二つに分けられる。
①普通の生徒は考えたら解ける問題
②普通の生徒は考えても解けない問題
この二つを見分けることが必要。公立高校の入試問題はほとんどが①だけど
一問くらいは②が出題されることもある。②はいわゆる捨て問。解かなくて良い、というより解いてはいけない。時間だけがかかり他の問題を解く時間が無くなってしまうから。過去問を繰り返せば②の問題は雰囲気で分かるようになる。「あっこれ捨て問だな」と。
では①の普通の生徒は考えたら解ける問題についての対処法。考えたら解けるんだけど、時間がかかりすぎる問題(5分以上かかる)は、すべての問題を解いたあと、見返しも終え、さらに余った時間でやること。実はこの問題も解けなくてもさほど合格に影響はない。
逆に、考えたらすぐに解けそうな問題は解くこと。トップ校はこの辺で差がつく。とはいえ、他に凡ミスがなかったら解けなくても合格するんだよね。
①と②を見極めるためにも過去問を繰り返すことが必要だね。
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3. ここまでで合格に必要なものは分かったと思う。
そこで以下、具体的に過去問の使い方を教えますね。
まず過去問を解くと言っても、1年分すべて最後まで解いて答え合わせをするようなやり方だと✖。
なぜなら、これだと時間かかるし、答え合わせのとき最初の問題を忘れてしまうから。
例えば、数学の入試は
1⃣計算 2⃣式の活用 3⃣関数 4⃣証明
という形式が多いけれど1⃣2⃣3⃣4⃣すべて解いたあとに答え合わせをするという方法は✖。
1⃣の計算を一問解いたらすぐに答え合わせをすること。
なぜなら、頭の中にまだ思考が残っているから。これが残っていないと答え合わせして、解説を読んだときに「なるほどー」ってならないんだよね。
そして、解説を読んで「なるほどー」と感じたなら、なるほどと感じた理由を教科書の同じ分野の所の隙間にメモしていくんだよ。
これはすべての科目でやること。社会と理科なんかは教科書そのままの出題が多いからこの方法はとても効果的。例えば、歴史の問題で
第二次護憲運動が出題されていたら、教科書の第二次護憲運動のところの赤線を引っ張る。そうすれば、次に教科書を読むときに赤線を引いてあるところは入試で出題されたと分かるんだよね。つまりそこは入試で出題されるくらい大切なところだから、また出題される可能性が高い。君が滑り止めで他の高校を受けるとしたら、その学校の入試でも出題される可能性が高い。
そしてさらに第二次護憲運動が出題されたら、それは入試を作っている人がその分野は大切だと考えているところだから、また形を変えて出題される可能性がかなり高い。
もっとも君のときは第二次ではなく第一次護憲運動が出題されるかもしれない。
だから、第一次護憲運動にも線を引いておくとよい。これは入試予想になるから赤ではなく青線でもよいね。
このように、過去問から学んだことは、教科書や参考書の隙間にメモするんだよ。ときっぱなしでは意味がないんだよね。
しかも線を引くのは過去問で出題されたとこと、関連するところだけ。
なぜならここが重要なところだから。入試作成者が大切と考えているところなんだ。
そして学んだことはすべて教科書(参考書)に書き込んでいくこと。自分の学びを教科書に一元化すること。教科書のすき間がメモで埋まってしまったら、おおきめの付箋(ふせん、ポストイット)をペタッと貼りメモすると良いよ。
そうすることで教科書が自分の志望校入試に特化した最強の教材となるんだ。
入試問題とそこからの理解を教科書に一元化することで、来年出題される入試問題が予測できるようになるはずだ。
なぜなら、線を引いたり、メモしたところは同じような分野が多いからです。
出題されるところは、だいたい決まっているからだ。例えば北海道だと、社会は必ずアイヌ関係が出題される。数学の証明も必ずというように。
このように入試過去問を見ることで力もつくし、将来出題される問題も予測できるので、早めに過去問に手を付けなければならない。
間違ったやり方として、本番直前に初めて実力試しとして過去問を解くというやりかた。
これは絶対にやってはいけない ✖。
本番直前に初めて過去問を解いても自信を無くすこと間違いない。
本番直前に解くのは、すでに何度も解いて問題も記憶して、答えもきちんとすらすらと理由を言うことが出来る状態になった過去問だ。
この過去問なら余裕で解ける。これが自信になる。入試問題なんか余裕で解けるという自信。
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話を戻そう。過去問で学んだことを教科書や参考書に書き込む。すべて書き込む。
教科書と入試問題が一体化した状態。
そしてとにかく、これを繰り返し読み込むこと。ボロボロになるまで。
入試問題は教科書と学校ワークを見ながら作成されることを知るが良い。
なぜなら入試問題は学校の授業=教科書をきちんと理解したかを試すものだから。
ちなみに教科書の補助として参考書を使うならお気に入りのもの1冊に限定すること。いろいろ教材があると頭が混乱するし、ぶっちゃけ参考書なんてどれでも大差ないから。
あえて、おすすめの参考書を上げるとすれば、中学生であれば、学研のニューコースやパーフェクトコースで十分。どこの本屋でも売ってあるよ。Amazonでポチっても良いね。メルカリが安くてよいかも。
基本からしっかり説明してあるのがニューコースです。
パーフェクトコースは応用的です。ちょっと難しい。
楽にいきたいならニューコースでok 。
少し難しい問題にチャレンジしたいならパーフェクトコース。
どっちにしろ、ポイントは徹底的な繰り返し。
「この過去問と教科書と心中する」くらいの勢いでやりこみます。
教科書と過去問に愛着がわくほど繰り返します。
人によりますが、お勉強が出来る人でも過去問は最低20回は繰り返すこと。
お勉強が苦手な人は30回は繰り返すこと。
そんなに!と思うかも知れないけど、繰り返すうちに愛着もわくし、新たな発見もあるので、実は楽しめるよ。
やりこんでも分からないところ、そこが君の弱点。しかもそこが入試で出題される。
多くの人にとって弱点は、だいたい同じような所なんだよ。
数学なら、関数や証明。英語なら長文読解。
理科なら化学式イオン。社会は歴史も地理も覚えられない。国語は文法と古文漢文。
君たちの弱点は分かっているので入試ではそこから出します。
僕も君たちの弱点は分かっているので、僕は君たちの弱点と考えられる所を記事にする。
つまり、君たちは教科書と過去問をやりこむこと、
そうすれば入試問題の予想が出来るようになります。予想される分野の学校ワークを徹底的に解いてみる。
成績を上げる方法って、結局は教材をしぼって繰り返すこと、これにつきるんだよね。
カネはかからない。
頭の良い悪いも関係ない。
問題集を買いまくって混乱してはいけない。
何度も言うけど、しぼること。そして繰り返すこと。
そして過去問で出題された範囲を全て教科書の該当範囲に印を付けてみて。
ちなみにこの勉強方法は大学受験でも同じ。
勉強方法をしぼれば、成績は上がるし時間にゆとりができます。その時間で青春を謳歌してくださいね。
参考程度に、北海道公立高校の分析と予想については別記事にしますね。
君を応援します。
α☞ωより
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